LOVE・ホテルに行こう。
「お茶出しですか?大変ですね」
職場では敬語を話す田村君。
敬語を言われると先輩と後輩の関係になる。
「そうでもないよ、嫌いじゃないからお茶出し。パソコンばっかり見てるのも疲れるしいい気分転換になる」
「そうですね。たまには息抜きしないと疲れちゃいますよね」
「人数は12で間違いないよね」
「はい。そう聞いてます」
湯飲みの数をチェックして準備終了。
「準備、ばっちり」
3時までにはまだ20分ある。
一旦席に戻って5分前に来ればいいかな。
「田村君、先行くね」
「えっ。俺まだ終わってません」
「頑張って」
出ていこうとした私に
「手伝って下さい。俺、1人じゃ無理そうなんで」
すがるようにお願いする。
「さっき、俺だけで大丈夫って言ってたじゃん」
「さっきはそう思ったんですけど…可愛い後輩を助けて下さいよ」
ったく。
調子いいんだから。
雑談しながら書類を人数分振り分けてクリップで留める。
一緒に机を並べ書類を並べる。
椅子の位置を整えて終了。
「準備、完璧っ」
「私、必要だった?」
「もちろん。ありがとうございました」
ニコッと笑う、可愛い後輩。
「なら、いいけど」
なぜかその笑顔に嬉しくなる私がいた。
職場では敬語を話す田村君。
敬語を言われると先輩と後輩の関係になる。
「そうでもないよ、嫌いじゃないからお茶出し。パソコンばっかり見てるのも疲れるしいい気分転換になる」
「そうですね。たまには息抜きしないと疲れちゃいますよね」
「人数は12で間違いないよね」
「はい。そう聞いてます」
湯飲みの数をチェックして準備終了。
「準備、ばっちり」
3時までにはまだ20分ある。
一旦席に戻って5分前に来ればいいかな。
「田村君、先行くね」
「えっ。俺まだ終わってません」
「頑張って」
出ていこうとした私に
「手伝って下さい。俺、1人じゃ無理そうなんで」
すがるようにお願いする。
「さっき、俺だけで大丈夫って言ってたじゃん」
「さっきはそう思ったんですけど…可愛い後輩を助けて下さいよ」
ったく。
調子いいんだから。
雑談しながら書類を人数分振り分けてクリップで留める。
一緒に机を並べ書類を並べる。
椅子の位置を整えて終了。
「準備、完璧っ」
「私、必要だった?」
「もちろん。ありがとうございました」
ニコッと笑う、可愛い後輩。
「なら、いいけど」
なぜかその笑顔に嬉しくなる私がいた。