*・後悔しないで・*
*警察*
男の人と会って1ヶ月後ぐらいの1月中旬
その日も普通に学校に行き、授業を受けていた
4時間目の始まる前に担任が私を呼び出して
「ちょっと、外来の方が来てるから」
っと言った。先生は慌てた様子だった
外来と聞いた時点でもう、わかってた
''あぁ、警察が来たんだな。私、捕まっちゃうのかな''
そう考えているうちに足が震えて来た
校長室に入ると、スーツを着た50歳ぐらいの人と校長、教頭がいた
田「こんにちは、神無月真美ちゃんかな?」
真「は、はい」
田「刑事の田中です」
やっぱり、刑事さんだ
机の上を見ると、私の顔写真と生徒手帳を撮った写真があった
生徒手帳の写真を撮ってと頼まれた男の人がいたので生徒手帳の写真を撮り送った人がいた
田「この、写真に見覚えがあるかな?」
真「………。はい」
田「この写真を送った人を覚えてるかな?」
真「………。はい」
田「誰か、覚えている?」
真「……。40歳ぐらいの男の人です」
田「そっか、実はね、僕が仕事で写真の売買してるところを見てたら、真美ちゃんのいろいろなね、写真があったんよ」
売買……。
''私の写真をネットで売られてたの…そんな…''
田「お母さんにはもう、言ってあるからね」
私はその言葉を聞いてとっさに
真「母さんに言ったんですかっ?!」
田「うん、これは事件だからね」
真「そん…なぁ…うそっ…」
私は泣きじゃくった、パニックになったのだ
母さんが知ったらどう思うか、これを知ったら、私は捨てられるんじゃないのか、怖かった