*・後悔しないで・*
*母の涙*
その日、私は授業を後受けた
放課後には母さんが来るとのことだった
放課後が怖かった、きっと、泣いてるに違いない
午後学活が終わり、校長室に向かうと、母がいた
顔を見ると、目が腫れていた
その顔を見て、私も泣いてしまった
真「ごめんなさい…ごめん…なさい」
母「ん…。いいよ…大丈夫」
大丈夫って言ってたけど、本当は大丈夫じゃなかったと思う
担任が母を校長室に呼び
私は、別の部屋に行った
しばらくして、校長室に呼ばれた
校長室には、先ほどの刑事さんがいた
田「ごめんね、何回も呼んで」
真「いいえ、」
田「お母さん、大丈夫ですか?」
母「はい」
田「真美ちゃんは悪くないからね。悪いのは犯人だからね
真美ちゃんは被害者だから」
真「…はい」
被害者だけど、私の中では、私が加害者だ
母に悲しい思いをさせた
悪いのは私だ
今でも、その気持ちは変わらない