*・後悔しないで・*
*事情聴取*
犯人はもう、捕まっていて
今も、刑務所にいるらしい
私の携帯は刑事さんに預けて、メールでやりとりしていた男の人の会話をパソコンで
分解していくことになった
今度、警察署で事情聴取をすることになった
学校から出て、母と帰る
無言だった
母は、公園の駐車場に車を止めた
母「ちょっと話そうか?」
真「うん」
母「何があって、あんなになったん?」
真「…。色々な、悩みがあってな、友達に相談したかったけどな、できんかった。
出会い系サイトに入ったら、知らない人だから、顔もしられないし、だから…。
異性の人がいいっていうわけじゃないけど、ただ、友達が欲しかった
悩みが話せる…友達が…」
母「そっか、でも、もっと方法はあったよね?
出会い系サイトじゃなくて、母さんも、真美の悩みに気づかなかったのは悪い
信じとったけぇ、真美はそういうことする子じゃないって、信じとったけぇ」
真美「ごめんね、ごめんなさい…グズっ、うっ…ごめん…な…ううっ…さい」
母「今度、警察に話す時はちゃんと話すんよ?」
真美「うん…」
私は話してないことがあった
他の男の人とあったことがあるということを
それは、なかなか言えなかった