君が好き
もう、考えるのはやめよう。
ぐるぐるしてても疲れるだけだ。
夜になると考えてしまう癖、直らないかな...。
『まもなくー○番線に○○行きの列車が到着します。黄色い線まで下がってお待ちください。』
人が、たくさんいる。
今日もたくさんの人が色んな思いを抱えながら生きている。
「夕方だから流石に満員電車か...。」
車内は人で溢れていた。
時刻は5時を過ぎていた。
皆、この時間だから家に帰るのだろう。
(はやく、帰りたいな)
30分くらい電車に揺れてやっと地元の駅についた。
あの満員電車はいつもいつも好きじゃない。
きっとこれから先好きになることはないだろう。