君が好き
何事もなく季節は過ぎていき気付けば6月。
梅雨がまだ開け切れてない。
学校は友達も出来それなりに楽しくやっていた。
もちろん隣には桜がいる。
「美智香〜美智香ってばいとしないの!?」
同じクラスになって一緒にいるようになったかすみが言った。
「ばいと...?んー考えたことないなぁ!」
「まじ!?やりなよー!!!美智香いつも金ないから小遣い稼ぎでもしなよ(笑)」
「やってみよっかなぁ。」
正直、金ないってとこにぐさっと来た。
そう、あまり友達とは遊ばない。
お金がないから。
とゆーか財布をあまり学校に持ってこない。
無駄なことに使いたくなくて
親からもらうお金は大体貯金している。
でも、かすみの言うとうりばいとすればきっと忙しくて考える時間も減るかな?
お金もはいるしいいなぁ。
かすみの一言がばいとするきっかけになった。