小さな町の恋物語
「俺地元福岡やけんね、久々帰って来たけど案外方言って抜けんもんやね〜。」      「職場じゃ、いつも標準語じゃないですか?」       「なんか東京からきたけんね〜、ちょっと見栄張ってたね。」僕は少し照れ臭くなった。  「よかったら一緒に買い物しません?」          「ん?別にいいけど。」こうして僕は中村さんに付き合うことにした。
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