小さな町の恋物語
迷い
「あら、お客さん?」 「はじめまして、中村遥と言います。」 「母さん、今付き合ってる彼女だよ。」 「そうね。母の由紀江です。幸人、いつまで此処にいれそう?」 「連休が終わったら帰るよ。」「そう、ちょっと話したいことがあるけん後で父さんの部屋に来て。」大体なんの事かは検討が付いていた…。