向かい側のキミ

あのね…と昨日のことを話した




「えー!?良かったじゃん!
運命だねっ!!う・ん・め・い!」

「ん」

と言いながらわたしは顔を両手で隠した
きっと赤くなっているだろう

「ふふっ」

南が笑っている、ということは
やっぱり赤くなっているんだろう…

「もぉみないでよー」

普段わたしは神様や運命なんか信じないけど、今は

昨日の彼と出逢いを『運命』と呼ばせてください


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