芸能人と恋に落ちました。
2人の未来
「未來のご両親に挨拶しないとな」
「本当に結婚するんだね…私達」
「あぁ…なんか変な感じだな」
「うん」
蒼と2人で話し合っているとちょうどお母さんが帰ってきた
「未來ー誰かお友達…」
「初めまして、橋本蒼樹と申します。」
目を見開いて蒼を見つめたまま動かないお母さんが心配になって声をかけた
「あの…お母さん? 」
「…お母さん大丈夫か?」
蒼は横目で私のことをみてお母さんの事を本気で心配してるみたい
「蒼がこの家にいるわけないもん…しょうがないよ」
「あぁ…」
私の言ったことに蒼はそういうことかと納得したみたい
…でもいつまで経ってもお母さんは動かない
さすがに…長い。目は見開いたままだからこのままだと乾いちゃう
「お母さんっ! お母さんっ‼︎ 」
「っは⁉︎ あ,ごめんなさい。
ところであの…どうしてこの家に? 」
「ご挨拶をと思いまして」
「ご挨拶…? 」
お母さんは何が何だかまだ状況が理解できてないみたいで…確かにわからないよね
私,お母さんに蒼と付き合ってること言っていないし。
「蒼…私,お母さんに蒼と付き合ってる事言ってない」
小さい声で蒼に耳打ちをする