芸能人と恋に落ちました。


「ねぇ! 本当に何がしたいの? 」


さすがにお店だから大きい声はだせないので小さい声で聞いてみたけど…蒼は何も答えてくれなくて…

顔を見てみたらなんだか楽しそうで。


「着いたぞ」


少しだけ大きくなったお腹を撫でながら歩いて行くとなんだかVIPルームみたいなところに着いた

ここに誰か私達と関わりのある人がいるってこと?


「ねぇ聖奈,私達と関わりのある人でこんな高い所に食べに来る人っていると思う? 」

「…いないと思う」

「だよね」


聖奈と話しをしている間に蒼は誰かがいるとされている部屋に入って行ってしまった


「おっ!やっと来た!遅せーよ!」

「ごめんごめん」


…今男の人の声が…


「今,男の人の声したよね? 」

「した。なんか声イケメンだった! 」

「…? 」


声にイケメンってあるの?

…まぁあるにしておこう

でも声って大切だよね
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