スパイガール
真弓side

私は、悩んだ末に出した結論は里樹に全てを話す。

私は、走って教室をでた。


私は、ばんっ!と勢いよくドアを開けた。

「里樹っ!」

そう、ここは、生徒会室。


「里樹....私.....里樹に話したい事あって。」


ん?里樹....なんか笑ってる?


気のせいかな?


「話たい事あって、その、実は私はスパイなの。スパイは、恋愛禁止で......だからずっと、里樹のこと大好きなのに好きじゃないふりをしてた。里樹........ごめきゃっ!」


最後にごめんと言う前に里樹に抱きしめられた。


「やっと、本当のこと話してくれた。ありがとな。」


「ぇ?里樹知ってたの?」

「うん......わり......お前と佐々木が話してるところたまたま聞いちゃって.....」


「そっか.......」


なんだ、知ってたのか。

なんか、拍子抜けしちゃったな。
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