短編集‥*.°
「え…今日?」
やっと声を発し、
出てきた言葉といえばそれ。
え…
今日、タカシと別れてきたの?
「はい」
そう言ったサヤさんは、
とても清々しい顔をしていた。
その顔を見て、
鮮明に思い出した。
あの時 明るく光り輝いていた、
月を。
サヤさんが月とするなら、
さしずめアタシは青空だろうか。
タカシは…赤雲。
赤雲とはアタシは相入れないけれど…
サヤさんとは良い友達になれそうだ。
アタシは、サヤさんの笑顔に
とびきりの笑みを返した。
—完結—
ミズキが見た青空、赤雲、月…
これを、私は実際に見ました。
そして思ったのが…
「不思議の国に来た?(注:中学生)」
そして…やっぱり一人称 難しい。
主人公の気持ちを、綴る事が
できないんですよね…行動を交えて。
趣味度…んー、72%。