ついたみ学園!
昼休み。【3バカトリオ】
いつも通りの昼休み。
あずま、かける、みきた(通称3バカトリオ)
昼飯後は屋上に寝転がるのが日課。
「あー…暇やなー…」
かけるが空に手を伸ばす。
「かけるなんか面白いことしろよ」
「はぁー?なんでやねん」
「いいじゃんよー」
「みきたに言えやー俺は見る専やねん」
「みきた寝てるしな」
みきたは大抵、どこでも寝てる。
この前も朝礼の時立ち寝して怒られてた。
「はぁー?なんやねん…お、あずまあずま!!見てみ!!」
かけるがあずまの胸をばしばしと叩き、空を指す。
「いてぇよ…なに…」
「あの雲やばない!?でかくね!?」
寝かけていたあずまも目を開け、空を見る。
「ほんとだ…あれはラピュタあるな」
「絶対あるやんな。やばいなーシーター!!!」
「パズー!!!」
「お前ちゃうわ!!あずまなんて呼んでないわ何返事してんねん」
「は?俺シータじゃんかける知らなかったの?」
「そうか、ならしゃあないな。」
「だろ」
「あーパン食いたいなー目玉焼きパンあれめっちゃうまいやんな」
「それなー」
…沈黙。
「暇やな」
「そろそろ中戻るか…」
「せやなーおーいみきたー!起きろー!」
「うーん…むにゃむにゃ」
「あかん起きん。あずま運んでー」
「えーなんでいつも俺なの置いてこうぜ」
「ああ、せやな。それでいいわ」
あずまとかけるは弁当を片し、学校内へと戻った。
ちなみにみきたは次の授業を欠席した。