光輝く未来へと繋ぐ……
?「じゃ~…帰るまで友達になろっか」
美輝「え~~~~~……いい……」
?「酷ぇ~~~~~~~!!!」
美輝「友達になったら……
別れるの辛くなるから……」
?「でも…今…寂しくなくなるぞ」
美輝「………………………………」
?「明日も…此処で待ってるからな!」
美輝「……………………………」
名前も告げずに去った男の子
美輝「はぁ~~…関わりたくないのに」
美輝も立ち上がり、四国屋へ戻った
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壬生浪士組屯所
平助「土方さん。平助だけど……」
土方「入れ。どうした?」
平助「美輝……見つけたぞ?」
土方「何っっっ!!!見つけたか!
何処にいやがったっっっ!!!」
平助「河原」
土方「捕まえて来い」
平助「何するつもりだよ~。
まだ餓鬼じゃねぇかよ」
土方「長州に捕まったら危ねぇだろ」
平助「何が?」
土方「はぁ~~~~。あいつは……
先の世から来たんだ……
此方側の情報も掴んでるんだぞ」
平助「捕まえて何する気?」
土方「俺の小姓に付けとく……
悪いようにはしねぇよ
まだ餓鬼だしな」
平助「……………………………」
土方「河原を張れ……良いな……」
平助「女だぞ?女人禁制だろ!!!」
土方「男装させりゃ良いだろぅ!」
平助「可哀想じゃねぇかよ!」
土方「…………………………。
惚れたのか?」
平助「そんなんじゃねぇよ!
ただ……まだ子供なのに
知らない処に独りでいるんだ
心細いのに……閉じ込めたら…」
土方「…………………………
お前が遊んでやりゃあ良いだろう」
平助「じゃ、俺の部屋にしてくれよ」
土方「俺の小姓にするんだから
俺の部屋に決まってんだろ!」
平助「土方さんはいつも夜は島原だろ
他の奴に手込めにされたらどうすんだ!」
土方「………………………………」
平助「島原行くの辞められんの?」
土方「……………………………」
平助「(ニヤニヤ)決まりだな!」
土方「夜だけお前の部屋で良い」