光輝く未来へと繋ぐ……





  平助と新八と一と四人で屯所に戻った

    
    平助は美輝と手を繋いで……


  平助「俺が付いてるから……

        大丈夫だからな?」 
   

      美輝「うん……」



   ーーーーーーーーーーーーーー



   美輝「美輝です。帰りました」


       土方「入れ」  


         スーーーーー


       土方「お帰り」


   美輝「うん……。終わったの?」


   土方「あぁ……。 悪いな……」


   美輝「新選組をデカくする為に

      必要……なんでしょ?」


    ポロポロポロポロポロポロポロポロ


   土方「…………………………」

  
  土方は立ち上がり、美輝を抱き締めた 


   土方「芹沢さんとこ行くか?」


   美輝「会いたいけど……怖い……

      お梅さんは………?」


   土方「…………………………」


   美輝「了解です……取り敢えず……

      部屋に戻ります………」


   土方「分かった。後で声掛ける」


       美輝「はい……」

   
    ペコリと頭を下げて部屋を出た


    
    ーーーーーーーーーーーーーー


 
         スーーーーー


  平助は……きっと芹沢さんの所だろう


  部屋の角に体育座りして顔を埋めた



    ……………………………………



   芹沢さん……平山さん……お梅さん


    山口さんは確か……少し後………


   身内の死は辛いな……。 しかも


      殺人だもんな……………


   小説読んでるときは……ただただ


    格好いい……すげぇ……って


   思ってたけど……未来でこれやったら


     虐殺……大ニュースだ……


     武士って………何だろう………


   大好きな平助も総司も土方も左之も


    新八も一も……栄太も晋作も


         武士


   私の周りには武士しかいない……
   

   格好いいけど……人を殺すって……


      どんな感じ…………?


  私も……いつか……殺すのだろうか……
 
   
    
    ーーーーーーーーーーーーーー



< 117 / 335 >

この作品をシェア

pagetop