光輝く未来へと繋ぐ……
船が長州に到着したのは10日くらい
栄太「何したい?」
美輝「お風呂に入りたいです」
栄太「一緒に?」
美輝「殺しますよ?私に
触れるのも藤堂さんの
特権ですからね?」
栄太「美輝が俺に惚れたら俺が
抱いて良いんだよな?」
美輝「……………………………
有り得ませんね…………」
この10日で敬語を身に付けさせられた
栄太「これから何年も一緒にいたら
俺に惚れるよ…………」
栄太は来年、池田屋で総司に殺されるか
長州藩邸で自刃、
もしくは会津藩士に殺される
何年もなんて一緒にいられないのに…
美輝「頑張って下さい…………
例え栄太になびかなくても
犯さないで下さいね?
私は栄太を兄のように
慕ってますから…………」
栄太「精進する次第で御座います」
美輝「良きにはからえ………」
栄太「美輝ぃ~~~~~~~!」
美輝「何処に行くんですか?」
栄太「さぁ……取り敢えず宿かな」
美輝「私は此処で何するの?」
栄太「何したい?」
美輝「じゃあ、取り敢えず働きます」
栄太「え……………?」
美輝「私は栄太の妻じゃないですし
少しは生活費入れさせて頂きます
会合で放置されてもつまんないし
っっっ!!! つまりませんし?」
栄太「働くの嫌なんだけど………」
美輝「何故ですか?」
栄太「夫婦になろうか」
美輝「全力でお断りします!!!」
栄太「………………………………」
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