光輝く未来へと繋ぐ……
【屯所にて】
美輝の手紙が届いて土方の部屋は
大騒ぎ
平助「早く読んでっっっ!!!」
土方「あ………平助宛てだった……」
平助「良いよ……読んでっっっ!!!」
土方「 【平助へ……
元気?風邪引いてない?
ちゃんとご飯食べてる?
怪我してない?
今私は長州の甘味処で普通の
女の子として働いています
何度か脱走したけど
捕まっちゃいました………
栄太達には内緒で送った文なので
平助からは送らないで下さい。
取り敢えず……生きてます
早く帰ってみんなに会いたい
早く平助に抱き締めて欲しい
手を繋ぎたい…………
平助を愛してます
西野 美輝】
のろけじゃねぇか…………クソッ!」
平助「ふふふふふふふふふふ
生きてるーーーーー!!!」
総司「良かったね……安否が分かって」
平助「愛してるってーーーーー!!!
抱き締めて欲しいって!!!
これで俺は生きていける!」
左之「まぁ……普通の女として
って言うことは、大事に
されてるんだな…………
良かったな……」
新八「あぁ……人斬りを遣らされてたり
売り飛ばされてたら…それこそ
会えなかったもんなぁ~~~」
平助「そ~ゆ~事は冗談でも言うな!」
一「俺は本気で考えてたぞ」
土方「まぁ……無事で良かった……
あいつが帰りたいと思ってる以上
希望を持ち続けなきゃな…………」
平助「そうだ! 俄然やる気が出た!」
土方「ほらよ………お前にやる」
平助「ありがとう!」
土方「さっ!仕事しろ!」
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土方「ふっ!汚ぇ字だったな……
あっちに行ってから
学んだにしては良い方か……
元気でそうで良かった……
気張れよ……………美輝……」