光輝く未来へと繋ぐ……
美輝「労咳組は……まだ出られない」
栄太「打ち首か?」
美輝「投獄………殺人未遂、
銃刀法違反」
栄太「参ったね……」
美輝「私も違う所に投獄…………」
栄太「やはり……早く出ないとな」
美輝「いつ帰れるかも分からない。
私は……一年以上
江戸時代にいたし
精神を病んでると思われてるから……
覚悟して………………」
栄太「屈辱の極みだな………………」
……………………………………
平助「美輝………」
美輝「平助……大丈夫?」
平助「お前が大丈夫?」
美輝「私は……痛いよ……」
栄太「ゴホンッ!」
美輝「藤堂さん………」
平助「何それ………」
美輝「栄太がヤキモチやくから名前で
呼ぶと怒るの」
平助「ほぉ。じゃ、吉田さんと呼べ」
栄太「俺の美輝」
平助「俺の美輝だ!ばぁ~~か!」
栄太「子供に言われたくない」
平助「おーとーなー!!!」
栄太「早く部屋帰れ。美輝と
二人きりの時を…潰すな!」
美輝「煩いよ…………二人とも」
平助「美輝は俺のだから…………」
栄太「何とでも言えよ……俺達は
大人の関係だからな…………」
平助「……………………………………」
美輝「阿呆っ!ホザケッ!!!」
栄太「意味分からない………………」
美輝「アホなことを申すなっっ!!」
栄太「誰に物申してんの?」
チュッ!
平助「俺の美輝だから良いだろ?」
栄太「動けるようになったら接吻だから」
美輝「はい……分かってます」
平助「美輝っっっ!!!」
美輝「宿を抜け出した罰ね…………」
栄太「まぁ……美輝とは熱い接吻も
風呂も一緒に入る仲だし
毎晩共に寝てたし……」
平助「……………………………………
美輝…………………
毎晩犯されてたのか?」
美輝「いいぇ? まったく…………
一度もやってません……
まぁ……他は……罰や賭けに
負けたんで……仕方無く……」