光輝く未来へと繋ぐ……






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  まぁ、当然警察の事情聴取、精神鑑定

  DNA鑑定はあるし……刀の鑑定………


   池田屋事件は残されてる史実でも


  割と細かく残ってるから

   話し易い。しかも、そいつは

   歴史上人物が目の前にいるから


   専門家は大興奮な訳で…………。


 でも、あんたがちゃんと歴史上人物だと

   証明してくれないと困るんだよ……




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   美輝「面白い髪型ですね…………」


   博士「……………………………………」


  美輝「何で……肩まで伸ばす必要が……

     そこにしか目がいきません……」


   博士「失礼な方ですね………」


   美輝「幕末で頭おかしくなったね……

     人を斬ることが当たり前の時代。

 吉田稔麿に拾われて……長州が好きになり

   新撰組の藤堂平助と恋して新撰組が

   大好きになり………私には…………

      戦えない………………」


   博士「それが当たり前です。それより

      あなたは歴史を変えたと

      言っていましたが………」


   美輝「まず、高杉晋作は今は

      長崎にいるはずだけど

      京に連れてきたし、吉田稔麿は

      死んでない…………そして

      結核の治療……………」


   博士「しかし……もしあなたが

      変えたのならば、変えた歴史を

      私達は……知るはずなのに、

      元々の史実が残ってるのは

      何故でしょう……………」


   美輝「武田さん………あなたは私より

      ずっと頭が良いのに…………

      何故私に聞くんですか…………」


   博士「私の名前は野口です」


   美輝「……………………………………

     スミマセン。武田観柳斎に似てるので

      つい………………」


   野口博士「……………………………………」


 野口さんは武田観柳斎は私に似ているらしい
     
  
     と、メモを取る……………。





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