光輝く未来へと繋ぐ……
美輝「栄太……ごめん……謝らせて……」
栄太「お前が気にする事じゃない」
美輝「クスクスクス」
栄太「何が可笑しい」
美輝「池田屋で初めて栄太に怒鳴られた」
栄太「あぁ……あの時は……本当に
殺意しかなかったな……」
美輝「……………………………………」
栄太「本当に……やってくれる……
死んでても可笑しくなかったんだ
お前は……こうとなったら……
人の言うことは聞かない……
だから……連れて帰らない……」
美輝「一緒に……行きたい……」
栄太「ダメだ。 戦の邪魔になる」
美輝「死んでも良い……」
栄太「長州を……俺や晋作を殺せるか?
もしくは……藤堂、土方、永倉…
沖田を……殺せるか?」
美輝「……………………………………」
栄太「お前には無理だ」
美輝「離れたくない……」
栄太「俺もだよ………」
美輝「みんなといたい…………」
栄太「俺らは敵だ」
美輝「……………………………………」
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美輝は土方を呼び出した
美輝「薩摩と手を組んで…………」
土方「理由は…………」
美輝「新撰組を最強にする為……」
土方「理由になってない」
美輝「これは聞いとかないと
後悔するよ…………?
それから……山南さんは……」
土方「あまり良くねぇ……心の病は
俺らには無理だ…………」