光輝く未来へと繋ぐ……

　　美輝「ん～～～～～～～……………

　　　　西本願寺への移転はやめて下さい」


　　　土方「何故だ」


　　　美輝「いちいち理由を聞かないで！

　　　　　頭良いんだから回避して！！！

　　　私は皆をどうすれば武士として

　　　　幸せなのか考えてるだけだから……」


　　土方「何が良くて何が悪いかは……

　　　　　それぞれ志ってもんがあるだろ」


　　美輝「全員……武士として

　　　　　　　　死なせてあげたい」


　　　土方「まぁ……そうだが………」


　　　美輝「私は選手生命を絶たれました」


　　　土方「っっっ！！！　走れないのか？」


　　　美輝「はい。生きる道が無くなって

　　　　　　　　しまいました…………

　　　　　皆もいなくなる………今が……

　　　　　人生のどん底です………

　　　　　仲間とも……恋仲とも……

　　　　　走ることも………お別れです」


　　　　　土方は美輝を胸に抱いた


　　　土方「新しい事を……見付けろ……

　　　　　　お前は強い……生きていけよ…」


　　　美輝「……………………………………

　　　　　　　　　　　努力します」



　　　ーーーーーーーーーーーーーー




　　　　　土方の背中を見送った


　　「史実を変えるのは良くない………」


　　　美輝「っっっ！！！

　　　　　　　武田観柳斎っっっ！！！」


　　　野口「……………………………………

　　　　　　名前を覚える気ないんですね」


　　　美輝「あなたには………分からない…」


　　　野口「分かる訳ない……。でも、

　　　　　あなたのエゴでこの世の中が

　　　　　ガラッと変わる可能性もある

　悪い日本になったら…どうするんですか？


　　　　例えば独裁政治や…内戦が

　　　　　　　続いたままだったら……」



　　　美輝「……………………………………」



　　野口「これ以上……変えないで下さい」



　　　美輝「……………………………………」




　　　ーーーーーーーーーーーーーー





　　武田観柳斎…………

　　　　絶対髪の毛切り落としてやる！