光輝く未来へと繋ぐ……



  翌朝……

  平助「美輝……足……重い……

   そして俺の胸に頭乗せないで

          苦しいから」


   美輝「おはよ~~…ちび助。

     悪いけど寝てる時は

     不可抗力だから………

       諦めて…………」

   
   平助「重いんだよ…………」


美輝「じゃあ、もう一組布団貰ってよ」


  平助「俺もそうしたいけど…

     ないの!  我慢して」

   
  美輝「じゃあちび助も我慢して」

   
 平助「………………………………」


   
  ーーーーーーーーーーーーーー



  朝餉にて………

   土方「今日から俺の小姓として

      働く奴を紹介する」


   美輝「西野です。宜しく」


   土方「はぁ~~~~~~……

     まだ餓鬼なんでな……

    預かり物だから丁重に扱え…

    隊務のない奴は遊んでやれ」


      新八「名前は?」


 美輝「……………………………

        潤です…………」


  土方「ふっ! 虐めるなよ!

 もし苛めたら蔵に放り込むぞ!!!」


   全「はいっっっ!!!」


     平助「潤?」ボソッ


    美輝「弟の名前」ボソッ

    
  総司「可愛らしい名前だね…」

   
  美輝「そうですか……………」


土方「潤。朝餉食ったら俺の部屋来い」


  美輝「ぇ~~~~~……ヤダ…」

    
  土方「平助…連れて来いよ?」

  
  平助「はいはい…ちゃんと

    土方さんの言うこと聞けよ?」


美輝「帰りたいのに帰してくれないし

 
   仕事まで……。走りたい……」


    平助「すぐ慣れるよ」


 美輝「あっちでは自由だったのに」


 平助「………………………………」



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