光輝く未来へと繋ぐ……




  大人しく土方を待っていた美輝


  本当は畳で寝ていただけだが……


 土方に起こされ、走ることになった


       面子は


  土方 美輝 総司 平助 左之

    新八  斎藤   山崎



 総司「半刻なんて……馬鹿ですよ」

   美輝「少ないっっっ!!!

朝晩、一刻ずつ走りたいっっっ!!!」


    左之「馬鹿だな…………」


  美輝「行くよぉ~~~~~~!

    逃げられたくなかったら

    ちゃんと付いて来な~~~」


  タッ タッ タッ タッ タッ タッ タッ


  始めはゆっくり…………。皆が

 バテた時に上げてやるっっっ!!!


     左之「楽勝だな」

     平助「余裕」 

   土方「口ほどにもない……」

 総司「……………………………

   美輝は此から飛ばすよ……」


 土方「ま。所詮…女だからな」

 平助「美輝に負けたら男じゃない」

  美輝「だよね?町娘に負けたら

   武士としてこんな恥はないよね」

    土方「その通りだ」 

  美輝「しかも全員幹部だし……

     新撰組の恥だね………」


     土方「新撰組?」


 美輝「……………………………

  何でもない…………。帰りたい」


     土方「諦めろ」


  ……………………………………


   
  30分くらいジョグして、皆の体も

     暖まったところで………

  美輝「じゃ!走りましょうか!」

  皆「あんだってぇ~~~~?」

   美輝「今までのは準備!!!

     これから走り出します!

付いてこないと帰っちゃうからね~」

 土方「何っっっ!!!バテるなよ!」


   タタタタタタタタタタタタタ


   平助「早いっっっ!!!」 

 美輝「イヤイヤイヤイヤ。まだです!!!」


   ビューーーーーーーーーーン


  土方「待てぇーーーーーー!!!」


 左之「すげーーーーーーー!!!」



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