光輝く未来へと繋ぐ……




 一「このままじゃ……まかれます」


 総司「だから言ったのに……大丈夫

   体力は温存してるから………

   皆が離脱したら捕まえるよ……」

  平助「俺もまだ大丈夫だけど……

      差がつき始めた………」


 土方「そろそろ捕まえるぞ!!!」



   土方達がペースを上げると



  ビューーーーーーーーーーン



   更に美輝がペースを上げる


   
  総司「私と平助が先回りします」


    土方「た……頼む………」 


  左之「挟みうちだっっっ!!!」


 新八「此処で逃がしたら壬生浪士組の恥!」


   一「逃がさないっっっ!!!」



 美輝「じゃ~~~~ね~~~~!」



  ビューーーーーーーーーーン


   
 土方「馬鹿たれぇーーーー!!!」


 美輝「馬鹿共めっ!私の持久力を

     嘗めるなよっっっ!!!

    私のことは忘れて下さい!」


 更にペースを上げて河原へ向かった


  後ろを振り向くともういない……


 美輝「未来の技術を嘗めるなよ!」


     ボスッッッ!!!


 総司「はいっ!お疲れさん!!!」


 美輝「………………………………

         何で…………」


     総司「先回り!」


平助「お前………すげぇな………」


 美輝「一番の得意分野は走ることだけど

 小さい頃から沢山習わされてたから

  体力には自信があるんだよね~~


  ……………………………………



 てか……私はどっちにも付かない

  だから…あっちにもそう言った

  私は帰ることしか考えない……」

 平助「美輝ぃ~~~~~~………」

  美輝「私はまだ子供だから

    親が心配してるでしょ?」

 平助「………………………………」

 総司「………………………………」

 美輝「お父さんとお母さんが可哀想」

   


< 23 / 335 >

この作品をシェア

pagetop