光輝く未来へと繋ぐ……
美輝「慶応3年 11月18日
伊東甲子太郎が新撰組に暗殺され、
遺体を引き取る ために駆けつけた
藤堂平助・服部武雄・毛内有之助も
斬殺される
私は平助と戦います」
土方「……………………………………」
栄太「……………………………………」
晋作「……………………………………」
美輝「先に逝って待ってますから
ちゃんと生きて下さいね。
そしたらお迎えに行ってあげます」
栄太「土方………何で止めねぇんだよ!」
土方「こいつは頑固者だ。言って
聞くような奴じゃねぇ………」
栄太「じゃあ……藤堂を止めろよ!」
土方「うちは佐幕派。平助は尊王攘夷」
晋作「ようこそ!奇兵隊へ!どうせ
こっち来んなら今から来いよ」
土方「ふざけんなっっっ!!!」
美輝「平助にはこの事件については
言ってないの………。知ってるのは
この四人だけ……………」
栄太「戻ってこい」
晋作「死なせてたまるか」
土方「……………………………………」
栄太「死なせない」
晋作「お前ら壬生狼が敵になるなら
藤堂と美輝は助け出し
こっちに頂くからな?」
土方「回避すべく努力はする」
美輝「良いの。栄太、晋作。止めて!
私の人生は私が決める」
栄太「いや?死なせない」
晋作「漸く奇兵隊に入隊だ!!!
ありがとうっっっ!!!」
美輝「聞いてますか?放っといて下さい」
栄太「いいえ。ダメです!」
土方「敵にしたくねぇんだ………」
栄太「まさかとは思うけど………
美輝に惚れてないよね?」
土方「笑わせるなっっっ!!!
しかし……綺麗になったよな」
栄太「止めてよ!美輝は不細工で
不細工で仕方ないんだよ?」
ムギュッと潰して土方に見せる
土方「ふっ!平助の恋仲だ………
手は出さないが………
別れたら容赦なく奪う!」
栄太「今すぐ長州に連れて帰る!」
美輝「黙れっっっ!!!」