光輝く未来へと繋ぐ……





  山南さんを裏切り屯所移転


     
    美輝「頭痛い…………」

    平助「大丈夫?」

    美輝「いや……マズい……」

    
    平助が美輝の額に手をあてる


    平助「ん~~~~~~~……

      少し熱あるかな?寝てなよ」


    美輝「もう少しやってからね」


   平助「いや……もう良い。寝てて」


    美輝「ん…………分かった」


   平助「美輝が熱とか……。珍しい」


   

    ……………………………………




  その日の夜中、久々に喘息の発作が出た


     埃吸い過ぎたかな……


  吸入器……何処にしまったっけ……


   
  ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー

 

    平助が美輝の異変に気付いて


        飛び起きた


   美輝「吸入器……ヒューヒュー」


   平助「総司!来てっっっ!!!」


    隣の部屋の総司を呼ぶ平助


       スパンッ!


  総司「疲れてるし……眠いんだけど……」


   美輝「ヒューヒューヒューヒュー」


    襦袢の胸を掴んで苦しむ美輝


   総司「っっっ!!! 発作!!!」


   美輝「ごめ……ヒューヒュー……水」


   総司「すぐ持ってくるっっっ!!!」


        バタバタバタバタ


   屯所の異変に気付いた幹部が

    
       ゾロゾロ出て来た


   美輝「吸入器……見付からない……」


   平助「誰かっっっ!!! 医者!」


      一「行ってくる」 


     土方「何時からだ………」


   平助「分かんない。起きたらもう

         苦しんでた…………」


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