光輝く未来へと繋ぐ……





    慶応2年に入り


  一月二十日

   栄太と晋作と呑むと土方に伝えると

   前回の古株面子と一も来ると言うので

   夕餉後に皆で栄太の宿へ向かった



    キンッ! キンッ! キンッ!


   
   古株「っっっ!!! 行くぞ!」


   美輝「風が冷たくて痛いね!」


   平助「斬り合いだ。美輝は陰に

       隠れてろっっっ!!!」


      美輝「了解!!!」


   路地を曲がると栄太と晋作、玄瑞が

   血だらけになりながら斬り合いを

   していた。。。相手は…………

      二十名ほどの幕府。



    古株・美輝「っっっ!!!」



     美輝は一気に血が沸騰した


     総司「美輝……殺気抑えて」


 美輝「どうやって?出し方も知らないのに

     引っ込め方なんか分かるかっ!」


     平助「美輝。静かに………」


   土方「お前ら………覚悟決めろ」


      幹部「はい…………」


   美輝「やだ……。止めて……お願い」


     土方の着物を引っ張る美輝


  土方は美輝を宥めるように抱き締めた


    土方「後戻りは出来ない」


   美輝「やだ……やだ……栄太ぁ~……」




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