光輝く未来へと繋ぐ……





美輝が目覚めたのは夕日が差した頃…



  美輝「あ………巡察………」


  羽織りを取って廊下を走った。


美輝「土方さん!巡察行って来ます!」


    走りながら叫ぶ美輝


    ダダダダダダダダダタ


  土方「お前は今日休み!!!」


  土方に腕を掴まれて制止した


     美輝「何で?」


  土方「倒れたから……………」

   
  美輝「知ってるっっっ!!!

    ってか……今起きてるし!」



 土方「今日は休んどけっっっ!!!

   明日………高杉達の宿へ行く

   おまえも来いっっっ!!! 」



   美輝「ーーーーーーはぃ」


    
土方「大人しくしとけよ!良いな?」



      美輝「はい」 




  ーーーーーーーーーーーーーー



  翌日

  近藤さんは源さんと薩摩藩邸へ。


  私と土方は長州藩邸へ行った。


   
 美輝「この度、新選組は薩長同盟を

   組まれたのを機に、攘夷として

    薩摩に付いていくことに

    なりました。 桂さん、

   此から宜しく御願い致します」


      桂「漸く」  


      美輝「はぃ?」 

   
  桂「漸く欲しい物が手に入った」


   美輝「何ですか?」


   桂「君だよ。美輝」
       
  
 美輝「先を知っているからですか?」


   桂「正解であり不正解」


    美輝「早く答えよ」


   桂「先の世の考え方が欲しい。」


  栄太「この子。馬鹿なんだよ?」


 晋作「こいつの考え方は破壊的だ」

   
 玄瑞「そもそもこいつは考えない」


 美輝「………………………………。

  無性に人を殺したくなりましたが

  強ち、間違ってはおりません。

  私の考えなんて…鼻くそですから」


栄太「鼻くその意見を聞きたいわけ?」




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