光輝く未来へと繋ぐ……




次の吞み会で、美輝は三人からキツく

お叱りを受けた


晋作「次やったら確実に殺してやる」


栄太「本当に大変だったんだよ?」


玄瑞「大馬鹿者っっっ!!!」



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楽しい時はあっという間で………


慶応3年


2月2日伊東甲子太郎、太宰府で中岡慎太郎、水野渓雲斎、真木外記、土方久元らと会談。


美輝「ヤバイな………」


土方「伊東が動き出したな……」


美輝「尊皇攘夷になったのに……何で…」


土方「一旗挙げたいんだろ?」


美輝「どうする?」


土方「法度を追加するか………」


美輝「…………………はぁ〜〜………」



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美輝「妖怪……話があるんだけど……」


伊東「どうぞ? こけし。抱かれに来たんですか?」


美輝「汚ねぇ事言ってんじゃねぇ!

気持ち悪い。鳥肌が立つ!髪の毛切りませんか?」


伊東「切りませんよ?色男ですから」


美輝「きも男だろ? 汚い!!!」


伊東「……………………。

部屋に帰りなさいよ!!!」


美輝「嫌ですよ!わざわざ鳥肌を立てて

来た意味が無いでしょう!!!」


伊東「…………………抱きますよ?」


美輝「黙らないと髪切るよ?」


伊東「出て行きなさーーーーーーい!」


美輝「あのさぁ、何考えてんの?」


伊東「まだ言うんですか?髪の毛は

切りませんよ!!!」


美輝「…………それもそうなんだけど

尊皇攘夷になったのに…あんた単独で

何動いてんだよ…………………」


伊東「私も一旗挙げます」


美輝「冗談は顔と髪だけじゃなくて?」


伊東「…………………斬りますよ?」


美輝「本当ですか?ありがとうございます」


伊東「はぁ?」


美輝「髪の毛切ってくれるんでしょ?」


スコーーーーーン!!!


美輝「いだっっっ!!! 何でこんな所にこけしがっっっ!!!」


伊東「あなたかと思って連れて帰って来ました」


美輝「殺すっっっ!!!」


伊東「何か鼻の下に付いてますよ?」


美輝「ニキビだっっっ!!!

これについては触れるな!!!」


伊東「できもの………クスっ!」




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