光輝く未来へと繋ぐ……
近江屋に着くと、斬り合いは始まっていた
美輝「二階に行くよっ!!!」
土方「行くぞっっっ!!!」
ダダダダダダダダ
土方「助っ人致すっっっ!!!」
晋作「おっ!ありがてぇ!!!」
栄太「美輝ぃ〜〜〜〜〜〜………
また来たの? 邪魔だよ?帰って寝な」
皆で抜刀し、見廻組を斬り伏せる。
しかし、長州がいたことで、
応援を呼びに行った見廻組が
二十人ほど連れて戻って来た
美輝「坂本の首は絶対渡さない!!!」
斬り伏せる美輝は殺気を放ち、
仲間でさえ震える程……………
土方「早く終わらせて美輝を葬りに行くぞ!!!」
古株「おぉーーーーーー!!!」
美輝「団結してんじゃねぇ!!!」
栄太「まだ言ってんの?」
晋作「俺も手伝ってやる!今日の礼に!」
美輝「え?私へのお礼は?」
玄瑞「丁重に葬ってやるんだ。有難いだろ」
ガキンッ!
玄瑞「俺に刀向けるなっっっ!!!」
美輝「おまえも道連れだぁ!!!」
栄太「だったら美輝を俺に頂戴よ」
平助「やだっっっ!!!」
栄太「美輝埋めちゃうんでしょ?」
平助「ちゃんと逝かせてあげなきゃ!」
栄太「掘り返してあげるね」
美輝「生き埋めとか……マジ怖い!
せめて殺してからに………して!!!」
男相手に……マジ疲れる………
……………………………………
美輝「坂本……龍馬は? ゴホゴホゴホ」
栄太「奥の部屋」
美輝「私はそっち行く!ゴホゴホ」
平助「発作か?」
美輝「いや……まだ出てない」
ダダダダダダダダ
スパンッ!
美輝「坂本龍馬さんですね?」
坂本と中岡は刀を美輝に向けた
美輝「尊皇攘夷です。栄太、晋作、玄瑞の仲間です」
坂本「ほぅか………」
中岡「どっかで見た顔じゃ………」
坂本「お前もそう思うがか?」
美輝「時渡りした時、人垣の中に見かけました」
坂本「おんし!あん時のっっっ!!!」
美輝「だから……今日来たんですよ?
あなたへの贈り物です」
坂本「はぁ?」
美輝「今日はあなたの産まれた日です。
未来では産まれた日を皆で祝い、
贈り物を贈る日です!
ハッピーバースデー!坂本さん!」
坂本「ん?」
美輝「エゲレス語です。お誕生日おめでとう!と、言う意味です
ゴホゴホゴホゴホゴホゴホ」
坂本「おんし!労咳っっっ!!!」
美輝「いぇ……喘息です。
埃を吸い込み過ぎてしまいました」
坂本「座れっっっ」
美輝「まだ発作は起きてないので
大丈夫ですから………。あなた達には
生きてもらわなきゃ………。」