光輝く未来へと繋ぐ……
美輝「……………………………
何か……………………」
町人「何してんだ?そんな処で」
町人「その着物はなんだぁ?」
町人「女か………」
美輝「……………………………
時渡りしちゃったみたいです
帰り方が分からない…………
此処は………何時代ですか?」
町人「……………………………
可哀想に…。頭打ったのか…」
町人「頭おかしいのか……」
憐れみの眼差しを向けてくる町人
美輝「ハゲチャビン共……よく聞いて?
あんたたちに迷惑かけた覚えはない
私の格好が可笑しいと言うけど…
私から見たらそのハゲチャビンのが
どう考えても可笑しいっっっ!!!
まぁ……良いや……。今何年?
それ聞いたら消えてあげるから…」
?「文久三年だ
お前は何年から来た」
美輝「私は平成26年から来た……
はぁ~~~~~~~~~………
やっぱり………江戸時代か………」
?「やっぱり………?」
美輝「私の時代とは何もかもが違うから。
どうやって帰ろう…………」
美輝が立ち上がると…その男は刀を
出して美輝に突き付けた
?「何処へ行く」
美輝「分かんない……でも………
帰る方法探さなきゃ…………」
?「来て貰おうか…………」
美輝「何処に?」
?「壬生浪士組屯所」
美輝「……………………………
あんだってぇ~~~~~?」
耳に手を充てもう一度問う
?「壬生浪士組屯所」
美輝「あの羽織着てないのに……
新選組の人なんだ…………
てか……顔怖いね…………
新選組の顔が怖い人は……
近藤勇と芹沢鴨と土方歳三」
?「………………………………。
何故知っている……」
美輝「未来に残された歴史だから」
?「ほぅ………。 お前…名前は」
美輝「西野 美輝。 あんたは?」
?「土方歳三」