光輝く未来へと繋ぐ……
美輝は辺りを見渡しながら神社を探す
美輝「さっきも此処来たよね……」
?「捕まえた」
美輝「ぎゃぁっっっ!!!」
前からびしょ濡れの美輝を捕まえた男
美輝「誰………」
?「栄太郎」
美輝「吉田稔麿」
吉田「……………………………」
美輝「あれ?違った?」
吉田「ふっ!当たり」
美輝「で……何?」
吉田「濡れてるからおいでよ……
乾かしてから帰れば……?」
美輝「いいっ!大丈夫!
この時代の人達とは関わらない!」
吉田「何で?」
美輝「帰りたいから!」
吉田「帰さないよ」
吉田は美輝を肩に担ぎ歩き出した
美輝「辞めろ!離せ!変態!」
吉田「クククククク。 元気な子だね」
美輝「ねぇ…私を巻き込まないで!
こんな危ない時代で私は
生きていけないんだからぁ~!!!
長州も幕府もどうでも良い!!!」
吉田「はぁ~~~~~~~………
子供が何偉そうに言ってんの…
子供を放っておけるわけないだろ」
美輝「……………………………
子供………………………」
吉田「大丈夫。怖いことはしないから」
美輝「…………………………」
吉田「あ……此処だよ………」
美輝「四国屋…………」