光輝く未来へと繋ぐ……
土方「【 無礼討ち 】か?ただ……
武士側に非がない場合だ……」
美輝「それを押し通すのが
近藤さんと芹沢さんなんだよ」
平助「お前……詳しいな…………」
美輝「何があったかは大体覚えてるけど
何年何月何日までは覚えてない」
左之「それでもすげぇ~~~よ!!!」
平助「それも未来で学ぶのか?」
美輝「いや……本……かな………
200冊位読んだかな……」
土方「壬生浪士組の本がそんなにっ?」
美輝「いや……こんなもんじゃない
1000はいくんじゃない?
知らないけど…………」
土方「すげぇな………俺ら………」
美輝「イヤイヤイヤイヤ……新選組の副長は
寺子屋でホトガラが載るほど有名」
土方「くそっ!新選組めっっっ!!!」
美輝「クスクスクスクス………そんなに
興奮しないでよ!!!」
平助「でも…歴史に残るって凄いよなぁ」
美輝「格好いいね……壬生浪士組」
美輝は立ち上がり部屋を出て
縁側に座った
栄太郎……元気かな~~…会いたいな
平助は美輝の隣に座ると
美輝の顔を覗き込んだ
平助「気持ち悪いのか?」
美輝「……………………………
気持ち悪そうな顔してるの?」
平助「……………………………
いや……急に大人しくなったから」
美輝「この時代は残酷だね……」
三人「……………………………」
美輝「同じ日本人同士なのに……
思想の違いで殺し合うなんて」
平助「お前の時代は平和か?」
美輝「うん。平和だよ?走ることに
専念できるしね~~~~」
土方「お前の時代を平和にするためだ」
美輝「うん。ありがとうございます」