光輝く未来へと繋ぐ……
来月は芹沢一派暗殺に向け
動き出すんだよね…………
芹沢さん、外では酷い事ばっかしてるけど
屯所ではメッチャ良い人……
この人が生きてたら……きっと……
新選組は……無くならない……
平助も……離隊しなくて済むかも?
あわよくば……倒幕派………
になるかもしれない……
そしたら……栄太と仲間になれる?
スパンッ!
土方「何だよ」
美輝「これから壬生浪士組はどうするの?」
土方「どうとは?」
美輝「これから何をするの?」
土方「取り敢えず……芹沢一派を
どうにかしなきゃな……」
美輝「やっぱり……暗殺は……
免れないの……?」
土方「っっっ!!! お前っ!」
美輝「多分…松平容保から要請が
来ると思う………
でも…芹沢さんが死んだら
この組は……終わる………」
土方「っっっ!!!」
スパンッ!
美輝は意味深な言葉を残して
土方の部屋を出た
……………………………………
土方「何故だ……。
芹沢じゃないと
組は……纏められないのか?
組が……終わる……?」
……………………………………
土方は筆を置き、総司の部屋に向かった
スーーーーー
総司「あ!土方さん…どうしたんですか?」
土方「美輝は?」
総司「土方さんの部屋に行ったんじゃ
ないんですか?」
土方「今出てったんだ…帰ってないなら
平助の部屋か……屋根か……」
スーーーーー