光輝く未来へと繋ぐ……




土方「本当にお前はジッとしてないな」


   屋根の上で寝ころんでいる


     美輝の横に座った


 美輝「何で私は時を渡ったのかな…」


 土方「知らねーよ……んな事……」


  美輝「ですよねぇ~~~~~~」


 土方「先を知っているのは辛いか?」


  美輝「辛いね~~~~…………」


     土方「怖いか?」


  美輝「怖いね~~~~~~~」


    土方「話して良いぞ?」


  美輝「言わないよ………………」


     土方「何故…………」


  美輝「酷だから…………。

       知らない方が良い」


  土方「知りたいと言ったら?」


  美輝「聞かなければ良かったと

     後悔するよ………………」


  土方「みんな死ぬんだな………」


 美輝「……………………………

     私も死にたい…………」


 土方「平助と共に新選組と戦って

       討ち死にすんだろ?」


   美輝「そうだね………

  私はやっぱりこの時代の人達と

  関わるべきじゃなかった………」  


土方「どうしようもねぇ事で悩むな…」


 美輝「私……壬生浪士組も長州も

   大事なんだよね~~~………」


     土方「知ってる」


 美輝「壬生浪士組にとっての功績は

   私にとっての地獄だよね……

   豊玉達が喜んでる時は……

   私にとって泣く時なんだよね」


  土方「悪いとは思ってる………」


     美輝「逆もだよ」


     土方「はぁ?」


  美輝「長州が喜んでる時も……

     私は泣くんだよね…………

     どっちが勝っても私は

    泣くんだよね………………」


土方「………………………………」


 美輝「苦しすぎて……息が詰まる」


  土方「…………そうか…………」


 

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