光輝く未来へと繋ぐ……




土方「凄いな……お前……出身は?」


美輝「東京……此処で言う江戸だね」


土方「ほぉ? 武蔵国を知ってるか?」


 美輝「日野ね……分かるよ……

  土方家の御子孫は土方の生家に

     まだ住んでるよ………」


   土方「誠かっっっ!!!」


美輝「誰かな…のぶさんの御子孫かな」


  土方「そうか……良かった……」


 美輝「あんたは……凄い人間……」


     土方「俺がかぁ?」 


 美輝「そう……あんたは幕府群の

       神になるよ………」 


  土方「ゲラゲラゲラゲラ 俺がかぁ?」


  美輝「豊玉の人生は……すっげぇ

     格好いい……惚れるよ…」


  土方「お前には平助が………」

   
  美輝「何言っちゃってんの!!!

      格好いいのは………

   あんたの人生だよっっっ!!!

それに……私は平助に好いてることは言わない」 


    土方「何故だ………」


美輝「私はこの時代の人間じゃないから

   この前…お酒呑んじゃってつい

   大好きって言っちゃって……

   自分で驚いた……。その後

   何とかごまかしたけど……

   お酒は危険だと思った……」


 土方「ゲラゲラゲラゲラ この時代で

   恋しろ……。お前の中にある

    引っかかってるもんが……

    取れるかもしれないぞ……」


美輝「………………………………」


   首を左右に振り拒否を示した


   土方「頑固者っっっ!!!」


 美輝「お父さんが頑固だからね……」


土方「………父上……か………」


  
    
 
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