光輝く未来へと繋ぐ……
吉田「夕方には乾くよ………クスッ!
寝てるし…………」
吉田は布団を敷いて美輝を寝かせた
スパンッ!
吉田「静かに!」
?「何だ?その餓鬼は……」
吉田「美輝……多分時渡り
俺達よりずっと後の世から…」
?「ふっ!有り得ねぇ~~~」
吉田「俺を吉田稔麿って言ったんだ
それに……壬生狼の副長の過去も
知ってるみたいだった」
?「まだ吉田稔麿の名を知ってるのは
俺とお前と小五郎だけだ……」
吉田「だろ?知ってる筈ないんだよ」
?「どうするんだ?」
吉田「未来へ帰す」
?「はぁ? 使えそうなのに」
吉田「晋作…この子は巻き込んじゃだめだ」
晋作「何でだよ………」
吉田「この時代の子じゃないから」
晋作「返す術はあんのか?」
吉田「ないよ……でも………
来れたんだから帰れるんじゃない?」
晋作「面倒くせぇ~事に巻き込むなよ?」
吉田「分かってる」
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美輝「……………………………
ぎゃぁっっっ!!!」
吉田「ケラケラケラケラ 何時も叫んでるね」
美輝「そうか……まだタイムスリップしたままだ」
吉田「タイムスリップ?」
美輝「時渡り」
吉田「エゲレスの言葉?」
美輝「うん………あ……乾いた?
帰りたいんだけど…………」
吉田「乾いたけど……夜外にでたら
人売りか…辻斬りに遭うよ?
生きて帰れないよ?」
美輝「………………………………」