光輝く未来へと繋ぐ……
二人で向かい合って座っている
非常に気まずい空気だ
土方……すんごい怒ってるしね………
土方「で?お前は平助と新選組と
戦うんだと言ったな……?」
美輝「うん…。少し後に…近藤さんが
隊士募集に江戸へ向かうの
其処で平助は鈴木大蔵って言う
師匠を勧誘する。文武両道。
近藤さんは彼を凄く気に入って
京に上ってくるときに
伊東甲子太郎と改名した鈴木を
参謀に置く
それで山南さんは居場所を失い
重度の心の病にかかる
屯所が手狭になったことから……
土方と近藤さんは西本願寺移転を
提案する。山南さん以外は賛成…
山南さんは……脱走……。 切腹」
土方「っっっ!!!それが……
俺が作る法度なんだな………?」
美輝「うん……」
土方「で? 平助は……………」
美輝「伊東甲子太郎は…………
熱心な尊王攘夷………」
土方「っっっ!!! 何故近藤さんは
そんな奴を……………………」
美輝「知らない…。でも、近藤さんは
伊東甲子太郎を尊敬していた
……………………………………
伊東甲子太郎は新選組を
尊王攘夷にしようとしていた
だから……尊王攘夷になびかない
近藤さんに見切りをつけて
御陵衛士を拝命し、離局
勿論、勧誘した平助は御陵衛士に。
平助も尊王攘夷だしね…………
で、半年くらい経った時
新選組はどこからの情報かは
分からないけど、伊東甲子太郎が
近藤さんを暗殺しようとしている
と、言う噂が流れる
先手を打ったのが新選組
伊東甲子太郎を暗殺……………
彼を野晒しにし、遺体を引き取りに
来た御陵衛士を一掃………
………………平助も其処で死ぬ
でもさぁ……、御陵衛士の書物に
一切近藤さん暗殺を匂わす情報が
書かれてなかったんだよね…………」
土方「俺らが……俺が……
でっち上げたのか……………」
目を見開き畳を見据える土方……
美輝「本当に……分からないの……
だから……私は平助と戦うよ」
土方はガバッと頭を上げ、美輝を見た