僕の眠り姫[短編]
「いつも悪いわね」
「いえ」
リビングで彼女の母親が入れてくれたコーヒーを半分ほど飲んだとき
制服に着替えた彼女が
「淳くん、おはよう」と
二度目のあいさつをする。
これが僕の日課である。
「いえ」
リビングで彼女の母親が入れてくれたコーヒーを半分ほど飲んだとき
制服に着替えた彼女が
「淳くん、おはよう」と
二度目のあいさつをする。
これが僕の日課である。