恋をした私は溺れてゆく
潤むすべて


潤むすべてが


なすすべもなく


潤んでゆく










カラダ




優しく触れられたから


震えて触れたから



視覚

聴覚

嗅覚

触覚



そのすべてが刺激され


その感覚に肌が粟立ち


嫌になるほど敏感に潤むすべて





どうして

あなたを知ってしまったのだろう






こんなことになるなんて


知らなければよかった






怖い



怖くてたまらない









< 3 / 27 >

この作品をシェア

pagetop