ご主人様に恋をしたっ‼︎ ~甘々いじわる編~
そんなあたしを見あげながら、一颯は、さっきのあたしの倍以上の勢いで鼻を鳴らした。


「……っ!?」


な、なにっ!?


見下ろす一颯の顔は、さっきのあたしの100倍くらいの、超ドヤ顔。


そんな…生意気きわまりない顔で、一颯はあたしに言い放った。


「じゃあ、千亜さん。
お望みとおり。
“彼女のキス”ってヤツで、起こしてもらいましょうか?」


「えぇっ!?
彼女のキスっ!?」
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