ご主人様に恋をしたっ‼︎ ~甘々いじわる編~
「そう。
もう、千亜。
ペットじゃないんだよな?
オレの“彼女”の千亜なんだよな」


“彼女”というところだけをやけに強調する一颯。


あたしの体を片手で抱きとめて、超至近距離から瞳をのぞきこむ。


そして、ふっと…大輪の花が咲くように艶やかに笑うと…。


「つか、それ望んだの、千亜の方だし」


と、一颯はあたしのおでこをツンツンつついた。


「は…?
望んだって…」


なんで、話がそうなるの!?
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