願い事叶えます




「おねえちゃん!

すごいや!本当にパパとママなかなおりしたよ!」


文哉の子供部屋に2人にはいて、文哉は嬉しそうに言った


ホシも微笑んだ




「よかったですね。…では願い事を叶えたので報酬をいただきましょうか」




ホシは文哉の子供部屋を見渡す




玩具が多く、ホシはうーんと悩んだ




「そうですね。じゃあこれをください」



そう言いホシは小さなクッションを指差した




「うんいいよ!おねえちゃんにあげる」



文哉が頷くのを見て、ホシはそのクッションをポケットにいれた




「では」



言うとホシは窓から飛び降り、箒に乗り夜の空へと消えた







そうこれで佐々木文哉との縁は切れたはずだった










だけど






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