願い事叶えます






















お洒落な喫茶店の中を遠くから見つめる1人の少女と1匹の猫がいた





「ホシ~。あんまり人のプライベート覗くのはどうかなって思うよ…」



「わ、私は別に偶然ここを通ったらケンさんの姿が見えただけで!

まさか女の人と一緒にいるなんて思わなかったですし!

だ、だから私はストーカーじゃありません!!」



「はいはい…。いいじゃんホシ。ケンのアパートで待ってようよ。

ここで見てる必要ないだろ?」



「むむ」



ホシはシロの言葉に唸りながらも未だにケンと百合の様子を見つめていた




「…あの人元カノさんでしょうか…?

もしかして、復縁話でしょうか…?」



「だからホシ~。詮索はよくないって…」




「今なら…私の方がケンさんのこと分かります…」



「え…?ホシ…?」



シロがホシの顔を伺うとホシはケンたちの方を見ながら頬を膨らませていた




「私…!もう我慢できません!

"ポリモーフ"!」




ホシは自身に魔法をかけ、それから勢いよく喫茶店の中に駆けていった





「え、まさかホシ…」





シロは困惑した表情でホシの背中を見つめた












ホシ




まさかそれって







嫉妬?




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