【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「んっ…」
右隣から声が聞こえてきた。
横を向くと目を擦っているセリュ…。
やばい…、
起こしたかな?
「ZZzzzzz………」
また寝息を立て始めたセリュに、ホッと息を吐く。
ずっと…、
このまま二人とも、ここにいてくれたらいいのにな。
二人がいなくなったらまた、私はこの家で一人にぼっちになってしまう。
あれ?
ゲームの終了って、私に彼が出来るまで?
出来なかったら悪魔の勝ちって言ってたけど、いつがその期限なんだっけ?
………覚えてないなぁ---
ま、いっか。
明日にでも聞けば…。
明日は学校…。
朝から寒いんだろうな---
いつの間にか、私は眠りの中へと誘われていった。