【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「レイ?」
「…なんで俺から離れるんだ?」
え?
何でそれだけで、怒るの?
不思議に思い首を傾げるとまた、レイの胸へと再び戻された。
「ちょ、ちょっと?」
「…うるせぇ。黙ってろ」
何なんでしょう、この横暴さは?
でも、そんなレイは嫌ではない。
むしろ凄く嬉しい…かな?
レイの胸の中に顔を埋め、すんッとレイの香りを嗅いでみる。
うん、
やっぱりいいニオイだ---
そんな状況に浸っていた時だった…。