【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「いい加減、僕に気付いてくれませんかね?」
何か聞いた事のある女性の声が、近くから聞こえてきた。
あれ?変だな。
なんで自分の部屋に、女の人の声が聞こえるの?
不思議に思い辺りを見回すと---
「………ひぇッ!!!」
「…ジャマすんな」
「すみませんねぇ」
私を無視したその会話は今だ、続いている。
でも…、私の頭はパニックになって全くその会話を聞き取る事は出来なかった。
えぇ?
何、これ?
なんだこれは---
ええええぇぇ?!
私の視線に気付いたその女性…、”わたしは”私に視線を見るとニッコリ微笑んできた。
ドドドドド…ド、
ドッペルゲンガァァァー?!!!