【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
『ゲームが終わったからお前とはもう終わりだ』
…なんて言われたら嫌だし。
好きって言われたけどそれだって、こんな傍若無人なレイの事だ←(やっぱりヒドイ思考)
これっきりって事も、十分にあり得るのだ。
はーッ…、
深いため息をつくと、腕を引っ張られベットの上に座らされた。
「レイ?」
「テメェの考えなんざお見通しなんだよ」
「………」
「グダグダ考えんな。俺はチカを手放す気はねぇぞ」
でも…、
私は人間だし?
レイに抱きしめられた私は、身を任せるようにレイの胸にコテンッと寄りかかった。