【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
マラソン大会、それは天国か?地獄か?
【マラソン大会、それは天国か?地獄か?】
キュンッ---
朝起きて、最初に目に入ったこの光景に胸が高鳴った。
うぅぅぅぅぅ~ッ…、
朝からこんな素晴らしい光景をありがとうッ、神様ッ!
昨日に引き続き、今日も学校が休みである日曜日の今日---
いつもの休みの行動通りたっぷりと睡眠を取った私は、カーテンの隙間から入ってくる太陽の光によって起こされる。
ゆっくりと瞳を開け、そして視界に入ってきたいつもとは違う光景…。
一気に瞳がバチッと開ききった。
「「クーッ…、クーッ…」」
ベッドの上で私の両脇に眠る天使のセリュと悪魔のレイが口を開け、気持ちよさそうに寝ているのだ。
口の悪いレイもその姿はまるでセリュに負けないくらい天使のようで、それが私の両脇で気持ちよさそうに寝ている姿がもう、再度胸をキュンとときめかせてくれる。
悶え死んでしまいそう---